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玄奘祭30周年記念、採灯大護摩供

こんにちは!


一隅を照らす運動キャラクター


しょうぐうさんです。

 

 

5月5日


さいたま市岩槻区にある


慈恩寺(じおんじ)

 

「玄奘塔」(げんじょうとう)において

 


 

賑々しく


「玄奘祭三十年周記念、


     採灯大護摩供」


が厳修されました。

 


こちらの「玄奘塔」には、


玄奘三蔵法師

(げんじょうさんぞうほうし)

 

御遺骨


安置されています。

 

 

玄奘三蔵さんは、


西遊記のモデルになった


有名な三蔵法師のことです。

 


 

7世紀長安を出発、


17年もの歳月を費やし、


往復3万kmの過酷な旅をして


経典を持ち帰り、


翻訳した法師として知られる


一大桀僧です。

 

 

 

なぜ岩槻


玄奘の遺骨があるのかというと


天台宗の名刹「慈恩寺」は、


9世紀


慈覚大師(じかくだいし)

 

開かれました。

 


大師は、


最後の遣唐使船に乗って


長安大慈恩寺で学びました。

 


この大慈恩寺は、


唐の太宗玄奘三蔵法師のために


建てたお寺なのです。

 

 

岩槻慈恩寺の寺名は


周囲の風景が大慈恩寺


似ていることから


命名されました。

 

 

玄奘法師の御遺骨


戦乱に紛れて行方不明


なっていましたが、


第二次大戦の最中、


南京にて日本が整地中に


石棺を発見。

 


当時の日本中国


学者らの見解一致にて


法師の頭骨と分かりました。

 

 

その2年後の昭和19年


南京の玄武山


頭骨を収める玄奘塔


完成式典が行われた際、


中国側から日本の仏教界


頭骨の一部が贈られた…、


という経緯があります。

 

 

御遺骨はまず


芝の増上寺


納められましたが、


空襲を避け、


埼玉県蕨市三学院


(京都智積院の末寺)を


経て慈恩寺に移りました。

 

 

そして昭和25年


当時の


根津嘉一郎東武鉄道社長から


石塔の寄進を受けて建立された


玄奘塔に納められましたのです。

 

 

此の度の


「玄奘祭三十年周記念、


     採灯大護摩供」は、


慈恩寺ご住職の依頼を受けて


天台宗の修験有志によって

 


 

行われました。

 


例年行われる


「大般若転読会」


開運の餅撒きの後に

 


執行されました。

 

 

採灯護摩(さいとうごま)


執り行う


修験道(しゅげんどう)とは


日本古来のもので、


インド仏教・密教


中国の道教


集合した独自の信仰です。

 


私たちのご先祖様


もともと持っていた


あらゆるものを


燃やし尽くす炎の力


命を育む太陽の恵み


大切にする気持ちや思い、


お日様の力によって


悪いものや病気


遠ざけるお作法


お護摩お作法


交ざり合ったものです。

 

 

仏さまのご加護のお力を


込めたなどを用いて

 


諸々(もろもろ)の


悪い気を祓って(はらって)、

 


この場所をお清めし、


そして立ち上る炎の中


日本国中の


神さまや仏さまをお招きして、


新鮮な海のもの山のもの


お供えして

 


皆様の幸せ


代わってお祈りいたします。

 

 

この火祭りは、


修行する


山伏(やまぶし)


行者(ぎょうじゃ)

 


最も大切にしている法要であり、


お越し頂いた皆様に


神さま仏さま


お守り、お導きがあり、


大きな災いは小さな災い


移りますように、


また小さな災いは


なくなりますように、


皆様になりかわり


お祈りするものです。

 

 

当日


300人を超えるご参拝にて、

 


たくさんの方々が貴重な


「火渡り」


体験されていきました。

 

 

 

author:しょうぐうさん, category:寺院行事, 07:00
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