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妙見山黒石寺へ

こんにちは!

 


一隅を照らす運動キャラクター

 


しょうぐうさんです。

 

 

 

今回は、


岩手県奥州市にある


妙見山黒石寺


 

2月22〜23日に行われた


蘇民祭の様子をお伝えします!

 

 

 

黒石寺は、


天平元年(729)行基菩薩の開山。


その後、


蝦夷征伐の戦火で焼失、


嘉祥2年(849)


慈覚大師円仁により復興し、


妙見山黒石寺と改名しました。

 

 

ご本尊は、


お薬師さまで、


胎内に


貞観四年(862)墨書銘があり、


木彫で銘が書かれた、


日本最古の貴重な仏さまです。

 

仏さまだけでなく、


黒石寺には貴重なお祭り


伝承されています。

 

 

それが、


蘇民祭(そみんさい)」です。

 

 

旧正月七日夜半から


八日早暁にかけて行われる


厳寒積雪の中の裸祭りです。

 

 

午後10時夏参り


(裸参り、祈願祭ともいう)から


蘇民祭が始まります。

 

 

厄年を含む精進潔斎した


祈願者たちが、


それぞれロウソクをともした


角燈を持って、


瑠璃壺川(るりつぼがわ)で


身を清め、


ジャッソー、ジョヤサ


掛声で、


妙見堂から薬師堂三巡して、


厄災消除五穀豊穣


祈願します。

 

 

気温-12℃のなか行われた


水垢離は、


見ているだけでも


凍えてしまうよう。

 


しかし、


その迫力に祈願者たち


このお祭りにかける


魂の叫びを感じました。

 

 

次に行われるのは、


柴燈登り(ひたきのぼり)。

 


本堂前にて、


井桁に積み上げられた


松の木をつける。

 


祈願者はこの上に登って


火の粉をあびて身を清め


を払います。

 

 

日付が変わった午前2時


住職が、


蘇民袋を従えて本堂に登り、


厄災消除五穀豊穣


護摩を焚く別当登り


厳かに執り行われます。

 

 

蘇民袋とは、


麻の紐で組まれた袋に、


将軍木(かつのき)


[=ヌルデ]で作った長さ3儖


六角柱の小間木(こまぎ)


[=蘇民将来護符]五升


ぎっしりつまったものです。

 

 

午後4時からは、


鬼子登りといって、


数え年7歳の男児二人が


麻衣をつけ、


鬼面を逆さに背負い


大人に背負われ本堂に登ります

 


鬼子が本堂に入った後、


住職が外陣に出て


曼荼羅米(まんだらまい)をまく。

 


次いで、


外陣中央にある護摩台


燃えさかる松明が置かれ、


鬼子がこのまわりを


三度めぐります。

 

 

この儀式が終わると、


お祭りのクライマックスといえる


蘇民袋争奪戦が始まります。

 


開始後まもなく袋に刀が入れられ、


中の小間木とび散りますが、


この小間木を持っていると、


厄災をまぬがれるといわれおり、


周りにいる見物客


競って手に入れようとします。

 

更にカラになった袋争奪戦


1時間あまり続きます。

 


揉み合いの末、


審判役の親方取主


(最後に袋の首部分を握っていた者)


の判定を下して祭りは終わります。


この日も朝日を浴びながらの


決着となりました。

 

 

今回、


寺の行事というのは、


地域の方々と、


このお祭り


愛してやまない方々


共に支え合って


成り立っているのだと


改めて感じさせられました。

 

 

 

こうした伝統


熱い想いを今後も


伝えていってほしいと思います。

 

 

 

author:しょうぐうさん, category:寺院行事, 07:00
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